横浜での評判の歯医者【ヒロ横浜デンタル】根管治療・審美歯科・虫歯

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ヒロ横浜デンタルの原点~開業からの軌跡(前編)~

世界の歯内療法へ

開業当時から私達はマイクロスコープを使った歯内療法と歯科治療を行なっていました。
車はありませんでしたが、ドイツ製の中古の顕微鏡を持っておりました。
2009年の時点で顕微鏡の普及率はほぼ1%。現在で6%ですから、多くはなったものの未だに歯科に普及せず、
顕微鏡があっても使用していないクリニックが半分以上あるといわれています。

私達は、保険自費に関わらず全ての治療にマイクロスコープを使用し、治療を行なって来ました。
歯内療法に関しては、順調に成果を上げて来ましたが、国内の勉強会では、歯内療法外科の教育がまだされておらず、
私の根管治療の恩師である澤田則弘先生が何処で学んだか聞いたところ、ペンシルバニア大学で学んだとの頃でした。
私はペンシルバニア大学に数回通い、勉強はしたものの1日2日で身につく技術ではありませんでした。

そこにペンシルバニアのシステムを日本に持ってきて、日本人に教えている先生がいらっしゃいました。
私は学びたい一心で面接試験を受けました。1回、2回、そして、3回4回。とうとう合格することはできませんでした。
さすがに4回落ちると人間はめげるものですね。ただ落ち込んでいる時に私のスタッフがいいました。

“理事長先生、いつまでくよくよしてるんですか?
日本がダメなら海外に行けっていつも私達に言ってるじゃ無いですか?
海外に行ってください”

私はスタッフに、不可能は無いと言っていながら自分で自分に枠を作ってしまっていたのです。
私はペンシルバニア大学インターナショナル歯内療法プログラムを思い出しました。
日本ではまだ4人しか行ったことがなく、5年間にわたり数ヶ月渡米し、アメリカと日本で試験をするというプログラム。
私は4回も日本のプログラムに落ちている。英語もまだまだ不完全だ。どうしよう。
そんな時、私の従兄弟の伸二が日本に来ており、この話をしました。
伸二は大学生の時に片目の視力を失い、パイロットになる夢を諦めた人間でした。
ただ彼は諦めきれず渡米しました。そして彼は見事パイロットの免許をアメリカで取得。
現在あの飛行機の大会社ボーイングに勤務し、2021年コロナ禍の中世界一周を果たしました。

伸二はパイロットの免許を取る前の学生時代に単位が足りず、インターンシップに行けなかった時です。
彼は担当の教授に言われたそうです。“伸二、お前はまだ日本にいる。”と言われたそうです。
“教授、私は片目でしかも単位が足りて無いんですよ”
“その考え方がまだ日本にいるんだ、俺のいう通りにやってみろ”
と言われたそうです。彼は自分が条件を満たしていないのにも関わらず、
インターンシップにアプライしたそうです。そうするとなんと、2社からアプライがあったそうです。
教授曰く“アメリカというのはそういうところだ。やる気のある人間を拒む国では無いんだよ”
伸二が私に言いました。“浩兄ちゃん!本当にやりたいのなら、行って直談判!ぐずぐずしてないで行ってきて”
彼は私を推してくれました。
ただ、患者がいて家族もあってと私はできない言い訳をしていたところ、創業時のスタッフである福本が、

“患者さんキャンセルしておいたので今すぐ行ってください“
妻も、“行かない理由がわからない” と3人に崖から落とされいざペンシルバニア大学に面接へ。
面接は食事をしながらのものでした。しかも何度かお会いしているペンシルバニア大学のMeetu先生。

“あなただったの?インターナショナルプログラム受けたいの?
いいわよ。だって勉強したいのでしょ?あなたを拒む理由はないわよ!”

あまりにもあっけない回答で私は唖然としてしまいました。
日本で4回も落ちているのに、本場で受かるとは。ただ、ここからが大変です。(後編へ続く)

根管治療・精密審美歯科【ヒロ横浜デンタル】横浜地域で評判

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