こんにちは。
ヒロ横浜デンタル理事長の高橋です。
私たちは“歯の根っこの病気を治す専門家”、
つまり 歯を抜かずに残すための治療に特化した「歯内療法専門医」です。
国内にわずか 0.25% しかいない専門医が、当院には2名在籍しています。
今回のブログでは、
「根管治療専門医(歯内療法専門医)はどうやってなるのか?」
そのリアルな道のりをお伝えします。
「専門医って、講習会に少し出れば取れる資格なの?」
「誰でも簡単に名乗れるんじゃないの?」
そんな疑問を持ったことがある方にこそ、ぜひ読んでいただきたい内容です。
歯内療法専門医になるための“3つの高い壁”
日本歯内療法学会が定める専門医制度には、
大きく3つの厳しいハードル があります。
① 圧倒的な時間と経験が必要
歯科医師免許を持っていればすぐ申請できるわけではありません。
・学会に5年以上継続して所属
・認定研修を7年かけて受講
・毎日、根管治療の臨床経験を積み続ける
つまり、
最低でも7年以上の下積みと専門的な修行が必須条件。
根管治療は、暗く細い根管の中から“見えない細菌”を取り除く高度な治療。
経験の浅い状態では到底習得できないため、長い年月が必要なのです。
② ごまかしの効かない「治療実績の証明」
経験年数だけでは専門医にはなれません。
確実に治ったことを証明する5つの症例提出 が義務づけられています。
提出には以下が必須です。
・治療後半年以上経過しても治癒しているレントゲン写真
・ラバーダムを使用して治療した証拠写真
・顕微鏡(マイクロスコープ)を所有している証明
・世界基準の治療プロセスを遵守している記録
偶然治った症例では意味がありません。
「正しい手順で治療し、確実に治した」ことを証明できなければ不合格。
まさに“ごまかしゼロ”の世界です。
③ 厳しい審査と、1年に及ぶ長い待ち時間
症例審査を通過すると、次は学会の重鎮による試験が待っています。
✔口頭試問(鋭い質問が飛んでくる面接試験)
✔記述式の筆記試験
これらをすべて突破して初めて合格となります。
しかし、最も大変なのは 「待つこと」 かもしれません。
専門医試験に申し込んでから最終合格まで、なんと丸1年。
その間も、
・学会参加でポイントを集める
・指導医・専門医から推薦状をもらう
・研修や症例整理を続ける
など、気の遠くなるような努力が必要です。
まとめ|専門医は“努力と技術と情熱の結晶”
歯内療法専門医の資格は、
決してお金で買えるものでも、数回の講習で取れるものでもありません。
✔最低5年以上の臨床経験
✔ラバーダム・顕微鏡を使った世界基準の治療実績
✔1年がかりの厳しい審査と試験
これらすべてを乗り越えた歯科医師だけが手にできる、
努力と技術と情熱の結晶です。
もしあなたが「絶対に抜きたくない大切な歯」で悩んでいるなら、
ぜひ、この険しい道を歩んできた 歯内療法専門医 を探してみてください。
私たち専門医は、その名に恥じない技術と知識で、
あなたの歯を守るお手伝いをさせていただきます。
今回のテーマをYouTubeで詳しく説明していますので、ぜひご覧ください!
↓まだご視聴されていない方は、是非下記のURLからご視聴願います↓